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住宅営業職/2003年入社栗崎彩子 | 株式会社フォレストコーポレーション 採用情報サイト

住宅営業職/2003年入社
信州大学/農学部/森林科学科卒

 

希望した部署、なのに行き詰まりを感じて。

住宅営業の仕事がしたくてフォレストコーポレーションに入社し、希望通りの部署に配属された私。それなのに3年経った頃、行き詰ってしまいました。建築学科出身でない私は、住宅のことを熟知しているわけではありません。時にはお客様の方が工法などに通じておられる場合もあります。そんな状態でお客様に向き合うことに耐え難くなってしまったのです。どこかでそんな私を見てくれていたのでしょうか、上から「少し現場をやってみる?」と声がかかり、私は喜んで移動させてもらうことにしました。行く手には予想もしなかった逆風が吹いているとも知らずに。

 

 

 

いきなりの現場は涙あり、喧嘩あり。

 

そこにあったのは「どうせ時期が来たら居なくなるんでしょ」という空気でした。次にやってきたのは、職人さんたちの罵声。当時はみんな忙しくて、何もわかっていない私も現場に放り込まれて、そこで仕事を覚えるしかなかったのです。職人さんもいい迷惑だったろうなと今では思いますが、当時はなぜこんなに怒られるんだろうと思いました。悔しくて外でこっそり泣くこともしょっちゅうでした。それでも次の日、朝一番に現場に行くと「もう来ないかと思った」と言われました。みんないつ音を上げるかと思っていたんでしょうね(笑)。でも新米であろうが頼りなかろうが、現場監督ですから『工房信州の家』の決まりごとはしっかりと伝えて守ってもらわなければなりません。
「現場をちゃんと掃除してください。」
「俺たちは掃除に来てるんじゃねえ。あんまり煩く言うと帰るぞ。」
「結構ですよ。掃除できないんなら帰ってもらっても。」
「なにぃ!!」
なんてやりとりをしながら、それでも逃げずに向き合っていくと、次第に職人さんも認めてくれるようになっていきました。以前の営業職でもお客様に向き合っていましたが、ここでまた違った人との向き合い方を学んだという気がします。

 

 

ちょっぴりたくましくなって古巣に戻る。

そんなこんなで5年が過ぎた頃、住宅営業に戻るよう言われました。嬉しかったのは施工管理の部署から「もっと居てほしい」と言われたことです。職人さんたちともすっかり気心が通じ合うようになっていました。何だかこのまま施工管理の仕事をしていても良いなぁと思ったのですが、現場で学んだことを住宅営業で活かしたいという初心を思い出し、戻ることにしました。

 

 

 

本音をぶつけあえるのは前向きな証拠。

 

現場で体を張って覚えた建築の知識が、いま仕事をする上で役立っているのは言うまでもありません。でもそれ以上に大きかったのは、本音をさらけ出してぶつかりあうことの気持ちよさを、身をもって経験したことではないかなという気がしています。たとえばお客様も、家づくりという家庭の一大事業をきっかけに、それぞれの思惑がぶつかり合い、時には険悪になられることもあります。長年溜めこんできた不満が噴出することだってあります。けれどもそれは決してネガティブなものではなく、むしろ家族が互いをより理解し合うための絶好の機会なのではないかな、私はそんなふうに思うようになりました。家づくりってタテマエだけではできません。ホンネだからこそ、そのご家族だけのオンリーワンの住まいが出来上がるのだと思います。その現場に寄り添わせていただけることが、何よりの幸せです。

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