施工マネージャー/2005年入社
関東学院大学/工学部/土木工学科卒
ふわふわと就職した僕でしたが・・・
これ読んでる人の中に、特にやりたいことも決まらず、 |
初めて責任というものの重さを痛感する。
大学ではバスケットに勤しみ、進路を決めるにあたっては地元の会社ということで現在の会社に就職しました。配属されたのはマンションの建設現場。男ばかりの荒っぽい職場でもみくちゃにされながら仕事を覚えていきました。新人監督の僕を仲間として扱ってくれる現場は心地よく、大きな建物が出来上がっていく過程には「仕事をしているんだ」という充実感がありました。でも実際にはこれと言った役割は果たさず、大学のクラブ活動の延長のような雰囲気の中で“新人の坊や”として可愛がられているというだけのことでした。 |
夢中になれることが見つかった!
非常に痛い思いをしたこの一件を通じて僕は変わりました。ふわふわと定まらなかった“働く目的”がはっきりしたのです。それは「自分が立てた計画によって仕事に関わる全員が動きやすくなり、最終的に質の高い建築を実現することをめざす」というものでした。
口で言うのは簡単ですが、そんな完璧な計画を立てようと思えば、勉強しなければならないことが山ほどあります。また、不測の事態が起きた時の対応策も立てておかなくてはなりません。それからというものはもう無我夢中でした。そしてそれは、自分でも意外なほど、いままでよりもずっと充実していてやりがいのある時間だったのです。
責任から逃げさえしなければ、見違えるほど伸びる。
責任を与えられたことによって自分の力の無さを思い知らされたこと。それゆえに、責任を持つことの重さと楽しさに気づかされたこと。 |