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- 2026年2月13日
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軽井沢で挑戦する「生物多様性が生まれる庭づくり」──住宅会社の仕事は、家の外まで広がっている
工房信州では現在、軽井沢エリアにて「生物多様性が生まれる庭づくり」に取り組んでいます。私たちが目指しているのは、庭を“きれいに整える”ことだけではありません。蝶が飛び交い、草花が育ち、昆虫や鳥などの生きものが循環する。そんな「生態系の一部としての庭」をつくり、地域の自然とつながる住環境を育てていく挑戦です。
このプロジェクトの面白さは、住宅づくりの仕事が「建物」だけで完結しない点にあります。庭が点在するのではなく、いくつもの庭が連なり、蝶や昆虫が移動できる環境が広がっていく。工房信州の庭が、地域の自然をつなぐ“グリーン回廊”として機能する未来を見据えています。
そしてこの取り組みは、2024年12月16日に環境省の「自然共生サイト」への登録が決定し、正式にスタートラインに立ちました。自然共生サイトは、生物多様性の保全に資する区域を認定する制度です。企業としての挑戦であると同時に、社会的にも意義ある取り組みとして評価されたことになります。
実際の仕事では、庭に植える草花と蝶の関係性(幼虫の食草・成虫の吸蜜源など)を踏まえながら、植栽計画を考えていきます。見た目のデザインだけでなく、「その庭がどんな生きものの居場所になるのか」という視点が求められるため、社員自身も学び続けながらプロジェクトを進めています。
また、この活動は世界的な自然保全目標である「30by30(海と陸の30%以上を健全な生態系として保存する)」ともつながっています。住宅会社として、家づくりという日常の領域から、自然再興(ネイチャーポジティブ)に貢献できることは大きなやりがいです。
登録にあたっては、環境アセスメントや地域の森林管理に関わる専門家の皆さまにもご協力をいただきました。多様なプロフェッショナルと連携しながら、「住まい」と「自然」の新しい関係をつくっていく。工房信州の家の仕事には、そんな挑戦が広がっています。
私たちはこれからも、家の中だけでなく家の外まで含めた“暮らし”をつくる会社として、地域に根ざした住環境づくりに取り組んでまいります。